LIVIO SAISONTSUDOI

今地 春乃さん

神戸元町商店街連合会 事務局/
まち活拠点『まちラボ』 地域連携担当

今地 春乃 さん
Imaji haruno

商店街の活性化を学びたくて、
地元「山口県」から神戸の大学へ。

大学時代に任意団体を立ち上げて、
元町商店街の活性化に挑戦!

私は山口県の徳山出身なのですが、当時駅前の徳山商店街や通っていた高校の近くの商店街が寂れていっているのがすごく気になっていました。でも、普段はとても静かな商店街でしたが、お祭りのときだけ人がいっぱい訪れてるのを見たときに「もっと日常的にこんな人の流れが作れればいいな」って気持ちになって。それが商店街の活性化に取り組みたいと思った原点です。それから商店街の活性化を学べる学校を探して、神戸に社会学や地方創生を勉強できる大学があったので進学を決めました。1年生から3年生までは様々な活動をサポートするボランティアの団体に所属して、4年生になったとき、そこで出会った方から「あなたが団体になって、やりたいことをやってみたら?」と、お声がけをいただいて、じゃぁ、やってみよう!と思い切って団体を設立しました。

「イベントや冊子づくりをさせてください!」と、
元町商店街の事業部に突撃!

大学4年生のときに立ち上げた任意団体「考える人」は、今もいろいろと活動をしていますが、立ち上げ当時は、親しい友人たちと一緒に元町商店街の4、5、6丁目の活性化を主に実施させてもらいました。冊子づくりやイベントなど「こんなことがやりたいです!」と元町商店街の事業部に突撃し、ご縁を繋いでいただきました。活性化につながるイベントなどをたくさん実施したかったのですが、ちょうどコロナが起きた年だったので、最初のプランから縮小を重ねて、なんとか冊子は作成することができました。「世界は物語で出来ている」というテーマで、商店街の情報発信や、映画館、昔ながらのお店などの紹介をさせていただきました。その時のご縁もあって今は、神戸元町商店街連合会の事務局スタッフとして勤務をしています。ちなみに、まちラボにある自動改札機は、神戸高専の電算部のみんなと一緒に「考える人」として作ったものです。

神戸元町商店街の150周年に向けて、今できることを。

2024年の5月に神戸元町商店街は150周年を迎えます。この事業を通してたくさんの人にこの街のことを知っていただけるように今は企画や準備の真っ最中。多くの方々と一緒に150年のお祝いがしたいです。目指しているのは「ハイカラ・エレガント」な街。みなさんがおしゃれをしてお出かけしたくなる街の実現に向けて様々なメンバーで事業を進めています。年が明ける頃には、みなさんにどんどんご紹介できるものが出てくると思います。ぜひ楽しみに待っていていただけると嬉しいです。やっぱり街の人を知ってもらうことで、その街が好きになっていくことが多いので、まずは街の人とつながってもらうきっかけをたくさん作ることができれば良いなと考えています。

〈神戸元町で暮らす学生にメッセージ〉

「商店街でこんなことをやってみたい!」という思いがあれば教えてください。応援する準備はバッチリです!また、みなさんにも参加してほしいイベントもたくさんあります。私の個人的な思いとしては、元町のフリーペーパーを一緒に作りたい!学生時代に私がたくさんの方に助けていただいたように、今度は私が学生をサポートできればと思っています。商店街には年中、様々な行事があり、たくさんの人に支えてもらって運営しています。ぜひ学生のみなさんも一緒に楽しみましょう。商店街は、街のオープンステージ。みんなが主役です。まずは何でも気軽に声をかけてください!

元町通

神戸元町商店街

https://www.kobe-motomachi.or.jp/